明太バターうどん

明太バターうどん
このまえ食べたとてつもなく体に悪そうなもの。

やっていること自体はたらこスパゲティとほとんど変わらないんだろうけど、バターふた欠片がそのままの姿で現れる絵図はよほどの鈍感くんでもない限り危機感を覚えること間違いなし。席に備え付けてあるダシをお好みの量垂らしてお召し上がりください。

ちなみにそのダシ、容器にでかでかと「しょうゆ」と書いてあって本当にかけていいのかしばらく戸惑った。なので評価はガッカリちゃんです。
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ウエディングケーキのイラスト

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晴れた日には、そのウエディングケーキは特によく見えた。
テレビを見すぎて目が疲れたときは、子供部屋の窓からそれをしょっちゅう眺めていたものだ。
どうもそれが自分より遥かに年長で、宇宙から飛来し、その際に北半球を一度壊滅させたというということを聞かされても、それは変わらなかった。
だから大人になった今でも、ときどきこうして縁側でタバコや酒のつまみにしたりする。
そして仕事終わりの夕暮れ、特に風がおだやかに吹く今日みたいな日は、ふと漂った甘い香りに誘われてついケーキ屋に寄ってしまうのだ。

描いてもらった椛の絵

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目に毒だと言っているのに、椛は一日一時間を守らない。
めざとく時間を見つけては、パソコンの前でカチャカチャやっている。
なにがそんなにいいのかと尋ねれば、返ってくるのは、わからない人にはわからないんですよと要領を得ないそっけなさ。
最近、こしらえた料理にラップをかけることも増えてきた。
なんのための二人暮らしなのか分からないが、まあ、今更ひとりぼっちを二つ作ってしまうよりかはいいだろう。

ブログを更新してるときの俺

俺
と、椛。

大根のイラスト

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おおい待ってくれい。
俺がゆく登山道のはるか背中の方、そこにいる大根の声が聞こえてきた。
立ち止まって、振り返る。
遠くに、体を汚しながらぴょこぴょこ跳ねる大根が見えた。
「おっそいなぁ」
言わんこっちゃない。そんな感じで、聞こえるように言ってやる。
それに対して大根は、いやぁ、だって、こりゃ、大根にはきつい、と跳躍に合わせて喘ぎ喘ぎ。ときどき止まっては全身で呼吸を整えている。
そして、一倍長い休憩を始めたと思ったら、決心したように跳び、着地に失敗して転んだ。
溜め込んだ空気をもれなく吐き出したようなマヌケな声がこっちまで届き、ついつい笑ってしまう。
「しっかりせいよ。お前は」
声をかけながら救出に向かい、手で土を払い、背中におぶってやる。汗で水分が抜けたのか、体はいつもよりだいぶ軽い。
いやあ助かるたすかる。
俺の背中で、ホッとしたように大根がそうつぶやいた。
「次またややこしいことしたら降ろしたるからな」
貸しができた分すこし悪態を混ぜてズリ落ちかけた大根をおぶり直す。
やー、それは勘弁勘弁。
大根の声が耳元で聞こえた。
すこし歩いて、そして、先に気づいて笑ったのは俺のほう。